しきおりつづり

糸を組み合わせて布を作るように、文字を組み合わせて文を作る。しきおりつづり(織織綴)と申します。

『とんがり帽子のアトリエ』原画展レポ

  

 しきおりつづりの織(しき)です。

 本日は、白浜鴎さんの『とんがり帽子のアトリエ』の原画展について綴ります。

 

 

原画展

■ 会期 2018年11月10日(土)~12月2日(日)
*毎週月曜日定休(祝日を除く)
■ 営業時間 12:00~18:00
■ 会場 青山GoFa 渋谷区神宮前5丁目52-2青山オーバルビル2F
■ 主催 GoFa(Gallery of Fantastic art)
■ 協賛 株式会社マット
■ 協力 株式会社講談社
■ 企画制作 マットエンタープライズ

 

 詳細は公式サイトをご覧ください。

 →白浜鴎『とんがり帽子のアトリエ』原画展

 

作者について

白浜鴎(しらはま・かもめ)
東京藝術大学デザイン科を卒業後、フリーのイラストレーター、漫画家として活動。「マーベル・コミック」や「DCコミックス」、「スター・ウォーズ」等のアメリカンコミックスの表紙も手がけている。他作に『エニデヴィ』(全3巻)など。

twitter.com

 

 Twitterでイラストを拝見して、「なにこの美しい線……! しかもファンタジーとか絶対すき!」とおもい、すぐに1~4巻まとめ買いしました。

 

 見事にハマりました。

 

 読了するよりも前に、最初の数ページを読んだだけで、「すきですすきですこれはもうさいこうです」と震え、自分の中のいま最も好きな漫画ランキング第1位をかっさらっていきました。

 

 実際に漫画を読めばわかるのですが、本当に、ほんっとうに! 線がきれいで、世界観がとても好みで、物語が面白くて、わたしはこういう漫画が読みたかった……! と感動しました。

 

 作者様も“こういう漫画が読みた”いと考えてらっしゃるようで、作者様も読者も求めている物語ってなんて素敵……。

 


 

 その白浜さんの原画展とか、行くしかないじゃないですか……!

 とおもい、先月、チケット発売日に前売り券を買いました。

 

 描くことが好きですきでたまらなくて何枚も何枚も絵を描いてきたのだろうな、というのが伝わってきます。白浜さんが描く美しい絵がとてもすきです。

 

 白浜さんは本当に「魔法使い」です。

 

書籍紹介

タイトル:とんがり帽子のアトリエ(1) 

作家名:白浜鴎

出版社:講談社

出版日:2017年1月23日

本の形態:B6判

ISBN:9784063886900

Cコード:C9979

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白浜鴎『とんがり帽子のアトリエ(1)』

 

あらすじ

小さな村の少女・ココは、昔から、魔法使いにあこがれを抱いていた。だが、生まれた時から魔法を使えない人は、魔法使いになれないし、魔法をかける瞬間を見てはならない……。そのため、魔法使いになる夢は、諦めていた。だが、ある日、村を訪れた魔法使い・キーフリーが、魔法を使うところを見てしまい——。

これは、少女に訪れた、絶望と希望の物語。

morning.moae.jp

 

 第1話を無料で読めるので是非、ぜひ、読んでみてください!

 そして漫画を買いましょう。貢ぎましょう。(推しには財布の紐が緩いオタク)

www.moae.jp

 

素晴らしい原画たち(一部)

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 今回の原画展は撮影可&SNS投稿可なのです!

 撮影していいのです!! なんと太っ腹な!!

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 でも、ネタバレは控えようとおもうので、写真は厳選しますね。これでも選んだのですよ、本当ですよ。

 


 

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  今回の原画展のポスターになった絵です。

 表情が違うのです! どちらも素敵!

 

  ちなみにこの絵の下書き~完成の動画を白浜さんのTwitterで見ることができます。

 

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  この山も大地も岩もすべて、手描きなのです。陰に見える線もすべて描いてらっしゃるのです。

 とんでもない描き込み具合。もっとトーンを使っているのかとおもっていました。違ったようです。

 

 1ページにつきどれだけの時間をかけているのやら……。熱意が凄まじいです。

 

 鳥肌が立ちました……!

 

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  この奥行き……! 道がずっと続いているように見えます。つい体を揺らして、その奥が見えないかなー、と覗き込んでしまいます。

 

 木の表情もどれも違うというこだわりよう。

 

 ここまで見ている人は果たして何人いるのやら……とおもってしまうくらい、どのページも細かいところまで描き込まれていました。

 今回の原画展で大きく示されてようやく気付いたところがたくさんあります。

 

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  ここの表情がその一例。

 見えていませんでした……。かわいい。

 

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  この絶妙なかすれとぼかしはどうやったら描けるのでしょう。

 アナログ原稿だからこその美しさだとおもいます。

 

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  そして本です。本!

 本の描き込みも凄い……。全部種類が違うのです。

 

おわりに

 予想以上の素晴らしさに泣きそうになってしまいました。お美しい……。

 

 ぎりぎりまで近寄ってじっくり見てきました。

 写真がズームのものばかりなのは、ネタバレをしないようにというのはもちろん、わたしの目線だからです。この距離で見ていました。

 

 周りの来場者も同じように見ている方が多かったです。そのなかには、「未来の魔法使い」がいるのでしょうか。嗚呼、わくわくしますね!

 

 コメントを残せるノートがあったのですが、皆さま絵がお上手……! こちらも見どころと言っても過言ではありません(笑)

 


 

 原画展は12月2日(日)までやっていますので、是非行ってみてください。

 

 土日のチケットはなかなか厳しくなってきていますが、平日はいまも確実にゲットできます!

 

 ちなみにわたしが訪れたのは平日の夕方。ゆっくり見ることができたので、おすすめです。

   チケットのお求めはローチケにて。

 


 

 そしてもしこのブログを読んでイチミリでも気になってくださった、あなた!

 

 にわかでもいいです。漫画を読んだほうがネタバレせずに済みますが、読んでいなくてもいいです。

 

 白浜さんのを感じてください。