しきおりつづり

糸を組み合わせて布を作るように、文字を組み合わせて文を作る。しきおりつづり(織織綴)と申します。

「後悔してる?」 『おとな小学生』

 

 しきおりつづりの織(しき)です。

 本日は、益田ミリさんの『おとな小学生』より、140頁の「こどものわたしから おとなのわたしへ質問」について綴ります。

 

 

 

書籍紹介

タイトル:おとな小学生

作家名:益田ミリ

出版社:ポプラ社

出版日:2013年2月20日

ISBN:978-4-591-13234-0

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益田ミリ『おとな小学生』

 

「こどものわたしから おとなのわたしへ質問」

 140頁のイラスト。

 こどもの益田さんとおとなの益田さんが、仲良くホットケーキを食べています。

 

 ちなみに、同じ本について綴った、前回の記事はこちらです。

shikiori.hatenablog.jp

 

今日の1ページ 

 

後悔していること

 たくさんあります。

 

 とりあえずもっといろんなことを学ぶべきでしたね。

 勉学もだけれど、人間関係とか、社会に対してもっと関心を持つべきでした。

 

 でも、いまの自分だから、手にしたことがたくさんあります。

 


 

 あの大学に入ったから、あのサークルに入ったから、まえよりは人と向きあえるようになりました。

 これが一番おおきな変化。

 

 真剣に人の話を聴いて、わたしも聴いてもらって、弱いところもさらけ出して、いろんな人と向きあいました。

 

 ━━ほかの人も弱いんだ。

 

 それがおおきな発見。

 もっとみんなうまく生きているのかとおもっていました。もっと強いこころを持っているのかと。

 

 もちろんそういう方もいるのでしょうけれど、自分と同じくらい、もしかしたら自分よりもこころが弱い人がいるのだと、実際に会っておもいました。

 

 しんどいのは自分だけじゃない。

 

 自分のしんどさは、他人を理解する材料になる。

 こんなわたしでも、ひたすら話を聴いて、向きあうことで、人様のお役に立てる。

 

 わたしに、相談したいと言ってくれる人がいる。ありがたいことです。

 

おわりに

 もしかしたら、「こんな自分」とおもわずに済んだルートが、どこかにあったのかもしれません。

 

 でもそれは、いまのわたしではないわたし。いまのわたしが絶対になれないわたし。考えても意味のないことです。

 

 だから、わたしも益田さんと同じように、「後悔はある」と答えます。

 そして、「だからこそ成長することができたよ」とちいさなわたしに伝えたいです。